底なしくずかご

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[底]プールのあるゲストハウス

 映画「プール」を見てきました。知り合いからメールをもらって知ったんですが、チェンマイの郊外が舞台なのです。

 主人公のさよが卒業旅行で母京子のいるチェンマイのゲストハウスを訪れて過ごす1週間を描いたお話です。
 私などが旅行に行くと、วัดพระ๊ธาตุดอยสุเทพ[Wat Phrathat Doi Sutep]を始め、周辺に点在するお寺を巡ったりガイドブックに載ってるお店を食べ歩いたり、という風になりそうなものですが、さよはゲストハウスにいる人々と話をしたり買い物について行ったり雑貨屋の店先でビールを呑んだり。
 いかにも休暇、という過ごし方はなんだかうらやましいですね。

 この映画を見ていると、まるで時間が半分くらいのスピードで、ゆるゆると流れているような気がしてきます。その日その日で事件があったり発見があったりするのですが、それらが大きな波にならないのです。
 音楽がほとんどなく、虫の鳴き声や風の音、水の音、食器がたてる音、実際にさよたちが耳にしたであろう音がそのまま BGM になっていることは、その大きな要因だと思います。
 シーン間のつながりが薄く、暗転すると完全にシーンが変わってしまうことも要因の1つかもしれません。
 もちろんちゃんと時間は流れているんですが、それを感じさせるのはさよの他の人への接し方だけ。
 それがまた、見ている方の時間感覚を狂わせてくれます。

09.10.04. 22:35 投稿 | カテゴリー: thai | コメント (0) | トラックバック (0)